ジャニヲタは可愛いかブスか論争に終止符を打つ
ジャニヲタは可愛いかブスか論争はポジショントーク
よく行われている論争に
「ジャニヲタは可愛いかブスか論争」
があります。
これはジャニーズオタクの女性は可愛いコが多いのか、それともブスが多いのか。という途方もなく壮大なテーマの論争でございます。
どちらの意見も同じぐらいの比率で目にするのではないでしょうか?
しかし、よくよく発言者を見てみると「ジャニヲタは可愛いコが多い」と主張している人はジャニヲタの人が多く、「いやいやブスばっかりでしょ」と主張している人は、それ以外が多い。
つまりこの論争は、自分を良く見せるための発言・自分や仲間を有利にさせるような発言のぶつかり合いでしかないのです。
ポジショントークでしかなかった訳ですが…
しかし、この論争の分析をしていこうと思います。
ちなみに、ぶっさいくすぎて、著作権無視のアニメキャラしかツイッターのアイコンにできない様なアニメオタク(アニオタ)が「ジャニヲタはブスばっかwww」みたいな発言を見ると少し悲しい気持ちになるときがあります。
イケメンにハマるのは自分が可愛いからに他ならない
まずはジャニヲタの年齢層を見ていきましょう。
見ていきましょうなんて偉そうに書きましたが、正確な測定はできません。
どこまでをヲタと定義するのか、測定方法でもかなりのバラつきが出ることは容易にわかります。
例えば、コンサートは意外と年齢層が高い!だからジャニヲタは年齢層が高い!なんて言われても、やれチケット代に7000円だ8000円だと払えるのはババア大人の女性に限られてくるでしょう。
コンサートに行かなかったらヲタじゃないのかと言われたら、そんなこともないでしょうし。
ただここ数年を見ていても、仮面ライダーもイケメンになり(藤岡弘、さんゴメンなさい)、声優さんもイケメンになり…
一昔前は
イケメン=ジャニーズみたいなイメージがあったのですが、これも昔の話になりそうなぐらい
「ジャニーズ以外のジャニーズみたいなイケメン」
がどんどん増えてきています。
若者のイケメン需要に供給するイケメンがジャニーズだけではなくなってきているのです。
そして、ジャニーズだけに限らず、
若いコ(10代~20代)の方がいわゆるイケメンにハマっている率が高い
ような気がするのです。
そしてここで、今回の分析の鍵になる一文を引用させていただきます。
女の子(特に10代の少女)は、「自分がいちばん可愛い(もしくはそうありたい)」と思っている
ひみつのジャニヲタ(青春出版社)/みきーる
10代のコは経験から積み重ねられる「客観視」がまだ持てていないのが一番の理由なのでしょう。
前の文章と合わせて考えると、
・若いコ(10代~20代)の方がいわゆるイケメンにハマっている率が高い
・女の子(特に10代の少女)は、「自分がいちばん可愛い(もしくはそうありたい)」と思っている
この2つは明確な因果関係があります。
若いコがイケメンにハマる大きな要因は、「自分がいちばん可愛い(もしくはそうありたい)」と思っているからなのです。
生き物は現実に順応して生きていかなくてはなりません。
外見市場主義の今の世の中で、外見が釣り合っていると思っている相手に好意を寄せるようにプログラムされているのです。
何と言っても、生きている間に相手を見つけて繁殖しないといけない訳ですから。
逆にブサイクは異性を見る時、外見以外の部分を重視するようになってくるのです。
ジャニヲタは可愛いかブスか論争に終止符を打つ
現実の可愛いorブスはジャニヲタか否かに関係はありません。
つまり可愛いコとブスの率は一般女性のそれと大差はないのです。
ただし、
外見が釣り合っていると思っている相手に好意を寄せるようにプログラムされている
ゆえに、ジャニヲタ全員が「自分は可愛い」と思っているのです。
自分を可愛いと思っているというのは、
本当に可愛いコにとっては「自覚」
ブサイクには「勘違い」
30を超えたババアには「痛すぎる勘違い」
に他ならないのです。